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知覧に行ってきました。

知覧は、薩摩半島の南部中央に位置する山のなかの静かな町。
太平洋戦争末期の1945年(昭和20年)、戦局の悪化に伴い沖縄戦における本土最南端の陸軍特攻基地となり、特攻隊と呼ばれた若者や少年たちの特攻機が250キロの爆弾を抱えて、飛び立っていった町です。隊員や、取りまいた人びとの、さまざまな思いがこめられている知覧に、数年前から訪問したいと思っていましたが、業界の勉強会の一環として訪問する事が出来ました。
知覧特攻平和会館には、陸軍四式戦闘機 疾風・陸軍三式戦闘機 飛燕・陸軍一式戦闘機 隼・海軍零式戦闘機が展示され、またTVでは出撃から、突入までのすさまじい映像が見る事が出来ます、特攻隊員を見送りつづけ若い特攻隊員から母のように慕われた鳥濱トメさんの証言も、映像で見れます。
特攻戦没者1036名(知覧からの出撃者は436名)の隊員の遺影が出撃戦死した月日順に掲示されており、その下には家族・知人に残した遺書・手紙・辞世・遺品・日の丸に書かれた寄せ書き等が展示されていました。
その日の丸に寄せ書きを書く姿を映した写真や、出撃前子犬と笑顔で明るく遊ぶ姿を映した写真、出撃20分前の腹ごしらえをしている写真、どの写真を見ても明るく、勇ましく、優しさを感じる写真ばかりで、涙が止めどなく出てきて感謝の念で心も体もはちきれそうでした。今この文章を書きながらも、涙が出ます。
特に、出撃命令を受けあと一日の命と知りながら子犬と笑顔で遊ぶ隊員たち5名の写真は有名で、今でいう高校2~3年生「ほがらか隊」この特攻隊員の、崇高な犠牲によって今日の日本がある事を忘れてはならないと心に誓いました。
遺書は、お母さんにあてたものが多く、そして家族や子供にあてたものが展示されていました。出撃直前に書かれた遺書は、言葉少なくあれこれ書けないと解説されてました、その様な状態に成るものだと・・。
特攻平和観音堂には1026柱の特攻隊員の霊が祀られています、参拝を済ました後、復元された三角兵舎を見学した。三角兵舎というのは、出撃を待つ特攻隊員が使っていた宿舎。地面を掘って、とても低く作られていた。敵の空襲を防ぐため、林の中に隠すように建てられたからこういう形になったそうだ。

その後、当時軍の指定食堂 富屋食堂と戦時中特攻隊の方々が訪ねていた離れ、富屋旅館の大広間で、今は亡き鳥濱トメさんの想いを受け継ぐ魂の表現の場所として使われておりその思いを、お孫さんが語り継がれておられるのでお話を拝聴しました。
まだ幼い17歳くらいの兵士たちは「おばちゃん」と呼んでトメさんを慕い、出撃前夜には「おばちゃん、明日、見送りにきて」と頼み、トメさんは見送りに行ったりもしていました。有名な話で「ホタル帰る」は、特攻前夜に20歳の誕生日を迎えた宮川軍曹の話です。宮川軍曹の誕生日を知ったトメさんは、 彼の親友の滝本軍曹を呼んで、心づくしの料理でお祝いをしてあげました。明日は二人とも飛び立つのです。宮川軍曹は何時までも故郷の話しをしていたそうです。帰る前に宮川軍曹は「明日の夜9時に二人でホタルになって帰ってくるから戸を開けておいてね」と頼んだのです。翌日は大雨で視界はゼロ。滝本軍曹だけは生還してきましたが、宮川軍曹は開聞岳の向こうへ飛び去ったままでした。
 その夜9時に、赤羽さんたちが入口を開けると1匹のホタルが入ってきたのです。「冨屋」に居合わせた隊員たちは皆で「同期の桜」を歌っていました。
特攻隊員たちは、もっともっと生きたかったでしょう。やりたいこともたくさんあったはずです。2度と戦争という悲劇を起こしてはなりません。
戦争はねぇ
あってはならないんですよ
あの子たちは、神様だった
だからねぇ とっても優しかったのよ
「早く日本が勝つように・・・
 今、僕たちが行かなければ・・・
 そうすればきっと
 平和な世の中が来ますから・・・
 だから、今、僕たちは行くのですよ

 僕達の残りの命は全部
 おばさんにあげるから
 僕達の分まで
 長生きしてくださいね・・・
 そして
 母に代って見送ってください・・・」と言い残して出撃していったと。

特攻について、世界ではさまざまに解釈されるのと同じく、日本人が現代の自爆攻撃を理解するのは難しいかもしれないが、崇高な精神を持ってこの国と愛する人を守る為に命をかけてくれた特攻隊員の精神を、我々は忘れてはならない。日本国民として、義務を果たし平和ボケにならないように、平和と命の尊さを改めて気づかされました。


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  1. 2010/11/13(土) 13:42:02|
  2. 気付き・学び
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